
治療に用いるレーザーには様々なものがあり、その治療目的に応じて機種を選択します。いずれにせよレーザーとは光であり、レントゲンや電磁波など生体に有害な周波数は用いられていません。
脱毛レーザーは、毛のみ選択性を持った波長のレーザー光が用いられます。現在主流な脱毛レーザーには、サイノシュアー・ロングパルスアレキサンドライト(LPIR)、キャンデラ・アレキサンドライト、ルミナス・ダイオードレーザーの3種類です。
それぞれのレーザーには多少の効果の違いがありますが、いずれも高い脱毛効果が期待できます。当院の使用しているレーザーはダイオードレーザーを使用しています。このレーザーは前者の2機種と比較して、硬毛のみならず軟毛(うぶ毛も含む)にも安定した効果が得られ、また連続照射も安定しており、皮膚と接するチップも4℃と冷却されているため患者さんの痛みの軽減も得られるという特徴を有しています。
これらのレーザーは、レーザー光が照射されると毛にレーザー光が効率よく吸収され、光のエネルギーが熱のエネルギーに変換され、毛を作る毛母細胞を破壊するという機序の脱毛効果を狙ったものです。いわば毛が導火線のようになり毛穴を通じて毛根を壊すとでもいうのでしょうか。実際にはレーザーのパワーやパルス幅など細かい設定が必要ですが、レーザーの作用はこのようなものです。
前者2機種は、どちらも脱毛効果は高いのですが、あとは操作性の問題だという感じがしました。これらに比べ当院で使用するダイオードレーザーは、上記に記したように、前者に比べ機械としての安定がありまた、脱毛効果もアレキサンドライトより高いと判断しております。
さて、治療の実際ですが、残念ながら1回の治療では十分な脱毛効果は得られません。
というのも、私たちの毛には 1.成長期→2.退行期→3.休止期 という毛周期があるためです。
退行期、休止期のサイクルの時の毛包には脱毛効果は得られません。休止期は教科書的には約4,5ヶ月と記されていますが、実際にはもう少し長いものもある印象がしています。
効率よく治療をするためには約1ヶ月〜2ヶ月の間で治療を繰り返すのが効果的です。
一般に治療効果の判定は治療が終了してから6ヶ月間毛の産生が見られなければほぼ、永続的な脱毛効果が得られたと考えて良いと言われています。「完全脱毛」、「永久脱毛」という広告をたくさん見受けるのですが、しかしながらこのような定義は存在せず、アメリカや日本の美容外科学会においてもこれらの言葉の使用の慎重さが求められています。
治療が完了するのは理論値でも5回は必要となり、それなりの期間を必要としますので余裕を持った計画で治療されることをお薦めします。
日本における脱毛治療の歴史は7〜8年くらいしかありませんが、先ほども申しましたように私は当初から実際自分の目でその効果を見てきました。その間においてレーザー脱毛は優秀な成績を有していると考えています。
脱毛は主にエステティックなどで行われている針脱毛(厳密には針脱毛は医療行為であり病院でなければ治療してはいけませんが)か、医療レーザー脱毛しか方法はありません(レーザーは医院でなくては使用できません)。針脱毛は一本一本行い、技術を要します。そのため治療時間や期間を必要としますし、また効果が安定しないのが現状のようです。
脱毛は最新のレーザー技術といってよい、レーザー脱毛がやはり第一選択なのではないかと思います。一回の治療時間もあっという間です。
脱毛を考えている方や悩んでいる方は、一度当院のカウンセリングを受けることをおすすめします。私が詳細に説明致します。
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